アミタグループが創業した1977年『不確実性の時代』という本が書かれました。
未来の不確実性は年々増幅し、人間を不安にし、不安を解消したいと願って金銭的富に執着する人を増やし、ますます人間関係や自然環境を悪化させ、そしてまた不安を増大させるという悪循環を生んできました。
人の気持ちが時代を作るものだと思います。人が不安を望んでいる訳もなく、安寧を望む人々が、風伝館に集い、語らい、考え、温かい風となって流れ、時代となる兆しが見えれば、アミタグループはそれを事業会社の本分として形にし、安心の増幅に寄与することで、持続可能社会の実現というミッションに貢献できると考えています。
人の気持ちや、人と人の共感を「風」になぞらえ、これを「伝」え合い、輪が広がり、時代が醸成される場になっていけばとの願いをこめて「風伝館」と名付けました。
是非、安寧を形にする風伝館に集い、時代を動かす風を作っていただきたいと思います。アミタグループは、そのような人々とともにつながり、事業会社として形にしていきます。
2014年7月1日
アミタグループ代表
熊野 英介